会務NEWS Vol.657
法教育委員会
委員 小松 礼人
2026年5月16日、北海道旭川市において、日本弁護士連合会主催「法教育セミナー in 旭川」が開催され、法教育委員会の委員として参加しました。
基調講演は、北星学園大学経済学部経済法学科の足立清人教授により、「法教育の目指すところについて考える」と題して行われました。学校における法教育を大きく分類すると出前型と協働型とに分けることができるということ、法教育における法律の専門家である弁護士と教育の専門家である教員との協働の意義等についての興味深いお話を聞くことができました。
続いて、札幌弁護士会法教育委員会の阿部太陽弁護士、北海道教育大学附属札幌中学校の大島一晃教諭による「『ピンとこない』に挑む法教育協働」という発表がありました。実際に協働型として弁護士と教員とが授業を作り上げていく過程、子どもたちに授業の内容を他人事ではなく自分事として捉えてもらうための工夫等についてのお話を聞くことができました。
その後、旭川弁護士会法教育PTの曽我章浩弁護士、札幌弁護士会法教育委員会副委員長の種田紘志弁護士、宮城教育大学社会公民科非常勤講師をされている神坪浩喜弁護士からの各種報告があり、最後に登壇された方々による質疑応答の時間がありました。
本セミナーの副題は「改めて考える、学校教育における法教育の普及とその意義」とされており、基本に立ち返って、法教育とは何を目的として行われるものかということを考えることのできる、非常に勉強になるセミナーでした。