会務NEWS Vol.652
会員 安枝 伸雄
【開幕】
2026年2月18日18時。四条烏丸マーチャオαに16人の猛者が集結した。ここに猛者達が積み上げてきた技能とプライドを賭けた物語の幕が開けた。
この舞台では年齢も肩書も思想も実績もおよそ意味を持たない。立場を超えて集った者達が、日常を離れ、ただ純粋に技と運を競い、勝利を目指す。まさに、非日常の空間。なんたる贅沢。なんたる愉悦。
まずは、このような場を作ってくれている会、そして、場を陰に日向に支えてくれている方々に感謝を。
【白熱】
4人が4卓に分かれ、2ラウンドの予選の幕が切って落とされた。あちこちで歓声が上がる。それぞれの卓の戦局は、卓を囲んだ4人にしかわからない。4人は、好敵手であると同時に、卓上で繰り広げられる物語を共有する同志なのだ。
ここからは自らの卓で起こった物語を語ろう。
…
第一戦のオーラスで倍満ツモ狙いのオープンリーチに賭けてツモりきれなかったことは覚えている。卓を囲んだ好敵手兼同志と話したことも覚えている。だがしかし、そのほかはやたらドラに恵まれたことしか出てこない。
あれ、麻雀の前にサイゼリヤでワインを引っ掛けすぎたからかな。私は、流儀が酔拳ですので、どうかご容赦ください。
その後、決勝。それぞれの卓の1位から4位が新たな好敵手兼同志となって、各卓で物語が繰り広げられた。ダブ東・メンホン・三暗刻・ドラ4という漫画のような手で上がることができ、予選に続き8万点超えを達成。
今大会では、四暗刻ツモ(作成者稲垣雀士)、そのほか大きな手の聴牌や上がりがあったようで、まさに白熱した闘いとなった。皆様ありがとうございました。
【物語は終わらない】
世界に目を向けると、米国が国際的な約束の輪からの離脱を、中国が中央集権化を進めており、法の支配の意義が問われている。世の中を不安定な空気が包む中、属性によるレッテル貼りをせずに、立場を超えて人が交流し、クリティカルな議論と利害調整をしていくことが大切になってくると思う。
それには、まずはお知り合いになることから。麻雀大会は、日常を離れてリフレッシュを図るとともに、知己を得ることができる素晴らしい場であると思う。この世界が終わるその日まで京都弁護士会麻雀大会が存続することを祈りたい。腕に覚えがあろうがなかろうが、「集え、来年の大会に!」